どうも、見前からこの映画の「ラスト13分」というコピーに引っかかって、あまり期待していなかったんですよね。
というのも、クエンティン・タランティーノの映画で、「デス・プルーフ in グラインドハウス」という映画をみた事があったんだけど、これがなんというか”なんじゃこれ?”というような映画。
映画の大部分は、オッサンと不良女子の痴話話でダラダラと進行。
それこそ最後の最後で事件が起こって終わり・・・
あの長~い前振りは何だったのか?
マジ眠かった。
今回の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」も”ラスト13分”以外が気になった。
面白くなかった場合、眠らないようにしないとね。
で、結果どうだったか?
「デス・プルーフ in グラインドハウス」 と大差なし!!
ラスト13分までは、タラタラと登場人物の背景などを説明するようなストーリーばかりが延々と続く。
起承転結で言えば、”起”の部分が延々と続く感じ。
そろそろ見飽きた頃に事件が起きて終わる・・・って、本当に13分だけだよ!!
まぁ、今回は、ハリウッドの裏側というか、”こんなもんなんだろうな”というのがいろいろ出てきて、それは楽しめたかな。
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの共演というのも良かった。
この2人の演技で持ってる映画だねぇ。
キャスティングを楽しむのが、この映画の楽しみ方か?
しかし、「映画史を変える」っていうサブタイトルもどうかね?
何がどう変わったってんだろうねぇ???
ビデオがあれば、飛ばしてみたくなるような映画だね。
本当に13分の映画にすれば良かったのに・・・・。