「ロケットマン」ってタイトルだけ聞くと”SF映画か?”って思っちゃうよね。
もちろん「ロケットマン」はエルトン・ジョンの楽曲のタイトルだ。
別に騙されたわけじゃなく、ちゃんとエルトン・ジョンの映画だって知ってて見に行ったんだけど・・・・。
どうしても公開された時期がクィーンの「ボヘミアンラプソティ」と近いんで、比べちゃうんだけどね。はっきり行って、「クィーン」の勝ちだね。
一つは、エルトン・ジョンがまだ生きていて現役で活動している中で”伝記”だからね。亡くなった人を想う映画と比べて、スタートラインからして一歩下がってるよね。
それと、この映画、半分は”ミュージカル”になってるんだよね。
ならば、完全にミュージカルにしてしまえば良かったのに・・・
てか、オープニングがミュージカル調だったので、「お、これはミュージカルなのか!」って逆に期待しちゃったよ。
なんで中途半端なの?
それと、いくらエルトン・ジョンが天才でも、それは無いでしょ?
ってシーンが随所に出てくる。
リアリティがもう一つだったのも残念だ。
と、酷評したところで・・・
エルトン・ジョンのファンなら、けっこう楽しめる。
例えば、BGMに、「イエロー・ブリック・ロード」の、あのメロディが、チラホラと入ってくるんだよね。
これで、あー、ラストは、この曲のように、エルトン・ジョンが”帰ってくる”んだよねぇ・・って想像できちゃう。
この辺りの演出は上手いね。
で、エンディングは、その「イエロー・ブリック・ロード」。
全ては、この曲のための伏線だったんだねぇ。
ラストは、感動的だったよ。
ということで、映画として、どちらが面白いか?っていうと「クィーン」の方なので、もし、どちらかを迷っている人がいたなら「ボヘミアンラプソティ」を勧めたい。
もちろん、エルトン・ジョンのファンなら、こっちだけどね。
あれ、この曲ってエルトンだっけ?ビリーだっけ?なんて、俄かファンは、止めといたほうが良いでしょう?
ボヘミアンラプソティ
こちらもお勧め、
レディ・ガガ主演の映画。
「アリー・スター誕生」の紹介はこちら
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