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予想とは違う内容だったけど良かった!!
予告編を見ただけでは、主人公は「ハリソン・フォード」だと思ってたんだけど・・・違うのね!
犬のバックが出てきてから冒険に出発するまでの前置きが長いなぁ・・と思っていたんだけど、実は最初から本編だったわけだ。
いや、こりゃ勘違いですいません!
で、ハリソン・フォードが出てくるのは全体の半分ぐらいで、主な出演としては”ナレーション”だね。
まぁ、犬はしゃべらないからナレーションは要るわな。
バックはCGだよね?
犬が演技するわけないので、主人公の犬「バック」は、CGなんだよね?
って疑ってしまうぐらい”本物”だ。
なんてったって、他の人間の役者との目線が一致しているのが凄い!
古い合成の映画と違うのは、こういった細かいところまでしっかりと”本物”らしさが出ていて、とてもじゃないけど、どこまでが実写で、どこからがCGなのか、全く判らない。
人間の役者も、”実はブルースクリーンの前で演技してます”って言ったら、本当に凄いね。
「ジュラシックパーク」でも、実写とCGの合成が凄くて全然わからないけど、これと違うのは、CGで描かれているのは、普段我々も目にする”犬”だもんね。
ちょっとでも不自然なところがあると気になってしまう。
「ライオンキング」では、中途半端に実写で、アニメなんだか実写なんだか意味不明みたいな感じだったけど、これはもう、”実写”と言って間違いはない。
いや、本当に犬が演技しているのではないか?と疑ってしまうほどだ。
人間に買われている都会犬が雄大な大自然の中で野生に目覚めていく映画
映像の素晴らしさはCGだけじゃない。
バックになるアラスカの大自然も素晴らしい!
犬でなくても野生に目覚めてしまいそうなぐらいの美しさだ。
ハラハラ・ドキドキなんてのはないけれど・・・
なんというか、癒される映画だね。これは。
ラストの終わり方は賛否あると思うけど、個人的にはすっきりしていて良かった。
変にお涙ちょうだいでもなく、野生の素晴らしさを押し付けるわけでもなく、スッとアラスカの大自然の魅力が落ちてくる感じがした。
これは、なかなか良い作品だと思うぞ!
まぁ、宣伝で”冒険!”って大きく打ってるからねぇ。
危険なシーンとかを想像しちゃうんだろうけど、そういうのは無いからね。
ここは、期待すると外れるから要注意だ。
ただ、何度も書くけど、冒険はほぼ無い(ちったぁある)けど、これは、そういう映画ではなく、映像美を堪能する映画だね。
まぁ、ホッと癒されたい方にはお勧めです。