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実際にあった戦争なんだけど、ドラマチックで面白い映画になっている
史実に残る「ミッドウェイ海戦」を映画化したものだけど、物語は「真珠湾攻撃」から始まります。
実際に起こった戦争なので、見ていると辛くなるのか?というと、そんな事はなく、普通に映画として楽しめるように仕上がっています。
『パールハーバー』に似ている
戦闘シーンの描き方やストーリー展開など、2001年に後悔された「パールハーバー」に似てるなぁと思いました。
この映画は、真珠湾攻撃を受けた米国が捨て身の日本本土攻撃を実行するまでが描かれているんですが、「ミッドウェイ」の前半は、これと全く同じストーリーを前半たどります。
本土攻撃を受けた日本軍が逆襲をしようと「ミッドウェイ」を攻略しようとするのですが、逆襲を受けるという展開です。
「パールハーバー」も長い映画ですが、今度の「ミッドウェイ」もけっこう長いと感じましたよ。
戦闘シーンの特撮は凄い!
特筆すべきはなんといっても戦闘シーンでしょう。
空母に襲い掛かる戦闘機とこれを迎撃する対空砲。
さらには、戦闘機同士の空中戦!
敵味方とか関係なく手に汗握るシーンの連続です。
本当に、こんな戦いが繰り広げられたのかと思うと、とても恐いのですが、現代に快適な映画館とかで見ると、なんだか遠い世界の話のようです。
戦争の悲惨さが伝わる映画ではない
この映画は、まぁ、戦争の迫力を表現したような感じの仕上がりになっていて、これでは”戦争の悲惨さ”は伝わらないでしょうね。
正直言って、エンターテイメントです。
普通に映画として楽しむのなら良いと思います。
リアリティがあり”戦争をしてはいけない”と感じる映画はコレ!
プライベート・ライアン
ノルマンディ上陸作戦のシーンがオープニングなんですが、これはもう迫力というよりは、恐怖を感じました。
戦争がいかに悲惨で、また空しいものなのかが良く伝わってきます。
スピルバーグの名作でしょう。
硫黄島からの手紙
終戦間際、追い詰められていく日本軍。
硫黄島での最後の戦いが描かれています。
戦力も食料も尽きつつある中、必死の抵抗を続ける日本軍が悲惨です。
父親達の星条旗
前述の「硫黄島からの手紙」とセットになっている作品。
同じ、硫黄島での戦いを日米双方の視点から描くという面白い企画なんです。
同じ戦闘なんだけど、日米では全く捉え方が違うんですよね。
ぜひ、見比べてみてください。
最後にもう一つの「ミッドウェイ」の紹介です。
こちらは、撃墜されたパイロットを救出するお話です。
やはりエンターテイメント重視の作品と思われます(見てなくてすいません。汗)