良かったです!
GWになにか映画を見ようと思ったのですが、後悔されているのはアニメか邦画ばかり・・・
仕方ないので周りが勧める劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』を見に行きました。
結果・・・、面白いじゃないですか!予想を遥かに上回る面白さです。
しかも”泣ける!”
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邦画と侮るなかれ!劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』はかなり面白い!
いや、マジでテレビは見てないし、全然なんか告知を見てもピンとこないしで見る気はなかったのですが、ちょうど上映時間が良いのがこれしかなかったってだけなのですが・・・良かったです!
いや、邦画もなかなか面白いではないですか!
日本はアニメしかダメだと思ってましたが実写もなかなかのできです!
オープニングから泣ける!
”映画は掴みが大事”ですよね。
既に掴みが素晴らしい!
女の子を助けるシーン、治療にあたるときにその女の子に”大丈夫ですよ~”と語りかける喜多見医師、そばで慌てているお母さんにも”娘さんはがんばってますから、お母さんもがんばりましょうね”って声をかける姿に感動!
やさしい声かけの一方、素早く冷静な処置で救命するシーンは、冒頭から泣けました!
同じパターンなのにハラハラ、ドキドキ!
基本的には「災害発生」⇒「被災者続出」⇒「もうだめか?というところこでMER登場」⇒「すばやい処置で救命」という繰り返しなのですが、テンポが素晴らしい!
これでもか!!ってぐらい次々に降りかかる無理難題を次々にクリアしていく救命士達を思わず応援してしまいます。
とにかく”次々に起こる悲劇”に一つ一つ対処していく姿がうまく表現されていると思います。
これは、”日本の映画はつまらない”と思っている方にもぜひ見ていただきたいです。
どやって”あのシーン”に繋がるのだろう?
これはもう映画を見てのおたのしみなんですが、告知を見ていると絶対に気になる”あのシーン”がなかなか出てこないんですよ。
”これでもか!”って難関が出てくるんですが、それでも”あのシーン”にならない。
どうやって最悪の事態になっていくのか?・・・これ以上の難関ってある?って状態なのにそれでも”あのシーン”が出てこない!
”あのシーン”↓
告知では、かなり印象的なこのシーン。
エンディングに近いところか?という予想はしていたのですが、既に最悪の状態になってるのになかなかここに至らない。
”もっとスゴイ展開になるって事?”ってもう盛り上がるだけ盛り上がってしまいます。
どうしてこのような事になるのか?これはもう劇場で見てください!
ドラマを知らなくても面白い!映画好きの方にも見て欲しい!
正直言って見に行ってみよう!と思わなかったのが、映画の宣伝の仕方がどうかな?と思う部分が大きかったと思います。
出演者やスタッフがテレビに出て宣伝するのはまぁ当たりまえなのでしょうが、全然関係のないバラエティー番組であまり関係のないゲームなんかをやらせたりオチのないエピソードを語らせるのはいかがなものか?
なんか映画の品位を落としていることにならないのか心配になります。
テレビを見ていなくても楽しめる!
テレビを見ていないとストーリーが判らないのでは?と考える方もいらっしゃるかと思いますが、確かにそういう部分はテレビを見ている人に言わせるとあるらしいです。
でも映画は、それだけで十分楽しめるし感動できますのでテレビを見てる見てないは関係ないでしょう。
むしろ映画を見てテレビを見て見ようかな・・・でも問題ないと思います。
参考になるか判りませんが、自分の場合、”鬼滅の刃”も映画を見て面白いと思ってTVを見始めたので、問題ないと断言できます!
スターウォーズなんか、456123789という順番で全く問題なし!(笑)
アカデミー作品賞受賞作品より面白いぞ!
最後に、先日見たアカデミー賞作品賞を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と比べてですが・・・
この映画と共通しているのは、同じパターンの繰り返しで盛り上げているってところです。
なのですが質は全然違います。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』はなんかコミカルに纏めているし無駄に話が複雑で意味が判りません。
その点、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は同じワンパターンでもハラハラ・ドキドキ度は断然上で、しかもストーリーはシンプルで判りやすい。
さらに涙と感動が待っています!
いや、こっちが作品賞でしょう!
アカデミー賞も何を目指しているのか判りませんねぇ。