まず、数あるゾンビ物の中では、けっこう面白い映画だったと思う。
戦争映画とゾンビを組み合わせるという映画はけっこうあるんだけど、その中でも”戦争”の方に重点が置かれていて、ゾンビがエッセンス的に出てきているといった感じ。
個人的には、”戦争映画”としても十分楽しめると思う。
本編とは全く関係ないけど、オープニングのノルマンディ上陸のシーンがスゴイ!
”この手”のシーンは、「プライベート・ライアン 」が最もスゴイと思っているんだけど、その次ぐらいじゃないだろうか?
そして、脇役になるんだろうけど「フォード伍長」ってのがカッコいい!
なんか威張っていていけ好かないんだけど、次々に難関を突破して”絶対に任務を遂行する!”という決意が素晴らしい!
そんな伍長が最後に見せる”人間としての正義”・・・いやぁ、けっこう良かったなぁ。
前半はナチスとの、後半はゾンビとの戦いと、2度楽しめる映画だと思います。
正直”ゾンビ物はもう終わり”と思っていたんだけど、まだまだイケますね。
やっぱり J.J.エイブラムス制作ってのが大きいのかなぁ???
まぁ、僕と同じように”ゾンビは終わり”って思っている方にぜひ見ていただきたいです。
ゾンビ映画は終わったと思ったきっかけの作品(全然面白くない)
「ワールド・ウォーZ」はブラッド・ピットが主演の映画って事で期待してたんですが、何だか拍子抜け。
オープニングはスゴいのですが、普通はさらにスゴいラストを期待するでしょ?
それが後半になるにつれ、ゾンビもストーリーもショボくなる展開にがっかり。
「アイ・アム・レジェンド」は、そもそもの設定がわけわからん!
なんで、ウィル・スミス一人だけ生き残って研究してんのよ?
ウィルのギャラで予算オーバーとなり、キャストをケチってるとしか思えない!!
まぁ、無人のマンハッタンのセットはスゴイけどね。
逆に面白いと思ったのが「バイオハザード」(1作目だけだけどね)
「バイオハザード」が面白いのは、ゾンビとコンピューターの両方同時に戦わないといけないところ。
さらに徐々に脱出の手段が失われて追い詰められていく恐怖ですね。
散々格闘して停止させたコンピューターを再び起動させるという切ないストーリーも関心したものです。
迫りくる恐怖と練りに練られたストーリー・・・いや、名作だと思います。
ただ、2作目以降は拍子抜け!
どれも、単純なストーリーと普通にゾンビと闘う内容になってしまっているんですよね。
1作目の面白さは、ゾンビとコンピューターの両方同時に戦うところにあると思います。
また、「バイオハザード:ザ・ファイナル」では、再びコンピューターが登場。
ラストとあって、様々な謎も解明されていくので、それなりに面白いです。
これはお勧めですよ。