これは意外だった!良かったし泣けた!!
和製版の「ゴースト~ニューヨークの幻」と言って良い映画だと思う。
たまたま時間が合ったので、飛び込みで見たんだけど、いやいや、なかなか良い映画だった。
死んだ人がこの世に蘇って人を助けるという設定は正に「ゴースト」。
見える人と見えない人がいて、見える人を通じて見えない人も”その存在に気付く”ってところも似ている。
だけど、”「ゴースト」を越えたな”と思わせる部分もあった。
それは、見える人ってのが、いわゆる”引きこもりに近い落ちこぼれ”のショボイ男子なんだよね。
その彼が見事に立ち上がっていくところ、死んだ彼の彼女も彼に惹かれて立ち上がっていく。
「ゴースト」は残された彼女のためにゴーストがこの世に復活するって内容だったけど、「サヨナラまでの30分」は、残された彼女だけでなく、落ちこぼれ少年や、解散したバンドまで復活させるんだから内容が濃い!
いや、ラストも号泣だったけど、間でも泣けるシーンがたくさんあったよ。
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バンドってところがまた良い
交通事故で死んでしまったアキがボーカルを務めていたバンドは、彼が亡くなったことをきっかけに解散してしまうんだよね。
これを、ショボイ落ちこぼれ少年 颯太が再結成に導いていくんだけど、このバンド「ECHOLL」がまた良いんだよね。
ストーリーの間に入ってくる曲が素晴らしい!泣ける!
この音楽と映像の融合がまた素晴らしい!
バンドって良いな。仲間って良いなって、思えてくるんだよね。
最後の最後で”夢を叶える”ってシーンがまた泣けてくる・・
ゴーストとは違うハッピーエンド!
「ゴースト」の場合は、彼女を助けた幽霊が最後は天国に登って行く。
この時、彼女は、死んだ彼に最後の別れをするんだけど「サヨナラまでの30分」はちょっと違う。
この手の映画は、死んだ人が蘇っても最後はちゃんと天国に行くのはお決まりだ。
そこは、同じなんだけど、この映画はあくまでも”ハッピーエンド”なんだ。
夢や希望に満ちたエンディング。
いやぁ、久々に良い映画だったなぁ。