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たらたらと続くストーリに意外性もない
いやぁ、久々に眠くなった。
”同じような景色が続く”、”ストーリーは進まない”で、とにかく眠く長い映画だった。
最近のアカデミー賞(作品賞)は、それなりに面白い映画が選ばれていた。
”シシェイプ オブ ウォーター”、”グリーンブック”、”パラサイト 半地下の家族”と、良い映画かどうか判らないけど、とりあえず、それなりに面白いし楽しめた。
個人的には”グリーンブック”が良かったかなぁ。
とにかく、”アカデミーに選ばれる映画はつまらない”に戻ってしまったが悲しい。
もう少し、一般的な感覚で選べないものかねぇ???
同じような風景が続く
どこを切っても金太郎というのはこういう物を言うんだろう。
アメリカの大自然を写したいのは判る。
判るけれども、そんなのはドキュメンタリーかなんかでやって欲しい。
ストーリーのあるドラマで長々と風景描写をやられたら”早く次に行け!”と思われても仕方ないと思う。
意味不明な突然のカット
その同じような風景の中に突然、意味不明なカットが出てくる。
用を足すシーンとか、裸で川の中で浮かぶシーンとか要る?
確かに一瞬ドキッとはするけれど、それだけのために突然カットが入ってくるのはいかがなものか?
眠りかけている客を起こすぐらいの意味しかないように思う。
困窮しているホームレスの話ではない
社会性のある映画か?と言えば、そうでないような気もする。
映画の中で描かれているのは、セリフでも出てくるけど、”ホームレス”ではなく”ハウスレス”の話なんだな。
けっして住む場所がなくて路上生活をしているわけではなく、お金も保証もあるのに敢えてキャンピングカーを使って旅をしている・・・そんな自由な生き方をしている人の話なんだな。
なので、社会に対する問題の告発とかではないわけだ。
さらに現代社会で人気のあるキャンプの話でもないんだよね。
ドキュメンタリーに割り切った方が良いのでは?
とにかく、延々と「ノマド」の生き様を描いている作品なので、ストーリーは無用だ。
ならば、本物の「ノマド」を取材してドキュメンタリータッチの映画の方が良かったのではないかと思う。
本物の「ノマド」が本人に近い役で出演しているらしいし・・。
非常に中途半端だ。
逆に、ドキュメンタリーとして見た方が良かったのかな?
自分はキャンプが大好きだけど、この映画はどう楽しんで良いのか判らない感じだった。
人生捜しの旅がテーマのお勧め映画はコレ!
旅を通じて自分の人生を見つめなおすって話は、けっこうある。
その中でお勧めなのは、「LIFE!」だな。
なんといっても、突然始まる旅でハプニング続出!
その中でたくましく生きていく主人公が素晴らしい!
つまらない「LIFE」が「最高のLIFE」に変わっていくストーリーが最高だ。
「ノマドランド」でヤキモキした方はぜひ、こちらをご覧ください。