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思わずツッコミたくなるけど面白い
日本の新幹線が舞台なので、日本人がみると”そんなわけないだろ”ってツッコミたくなるシーンが連発するんだけど、それでも面白い!
”運が悪い男”がどんどん悪い方悪い方に流されていくっていうのが主なストーリーなんだけど、これって偶然にも同時に公開されている映画「NOPE」とコンセプトが似ているんだよね。
「NOPE」と違うのは、『ブレット・トレイン』は単純に面白いんだよね。
時間が行ったり来たりする
ここも『NOPE』と似てるんだけど、時々いきなり過去のシーンに飛んで”実はこうでした”という演出がたくさんでてくる。
『NOPE』と違うのは、”実はそうでした”の後”へー!なるほど!!”と納得できるところ。
特に”映画が終わった”と思わせといてチラッと出てくる”実はこうでした”はなかなか良くできた演出だと思う。
最後まで目が離せませんよ。
コメディの要素もたっぷり!
ツッコミたくなるけど面白いのは、全体的にコメディ・タッチで描かれているところかな。
真田博之が日本人のマジメなところをよく表現していて、アメリカンなドタバタを盛り上げてるんだよね。
日本人には当たり前のウォシュレットはアメリカ人にとってはよほど珍しいのかしつこいぐらいに出てきて笑いを取るんですよ。
あれもなかなか面白い演出でした。
なんか『NOPE』を見た後のモヤモヤがあったので、『ブレット・トレイン』を見てスッキリしました。
なんにも考えたくない、ただ面白い映画ってのは好きですねぇ。