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映画はエンターテイメント。面白い!楽しい!・・・はずなのにつまらない映画はゴロゴロ。これ以上無駄なお金を使う人を増やさないために”つまらない映画”を紹介します。もちろん、おすすめの映画を紹介しますから、どうせみるなら、コチラをどうぞ。

たいくつ 製作者の独りよがり 面白さ ☆☆☆☆☆ つまらない映画 社会派 アカデミー賞

『オッペンハイマー』話題ほどではない”つまらない画

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今回も”期待し過ぎたかな?”という感じで終わってしまったなぁ。

正直言って、また”アカデミー賞関連の映画はつまらない”という定石を肯定してしまったな。

”人”にフォーカスされている故に刺激的な展開が皆無

物理に多少でも興味のある人ならだれでも知っている人である”オッペンハイマー”だけど、彼の人生と彼の業績とどちらに興味がある人が多いのだろうか?

自分が期待していたのは、”原爆がどのように誕生したのか?”、”普通の爆弾との違いは何なのか?”、”なぜ原爆が日本で爆発したのか?”などに焦点が当たるところだった。

なんだけど、違うんだよなぁ・・この映画。

オッペンハイマーの生きざまを描いた映画に終始

冒頭からオッペンハイマーがどういう人か?というところからスタートするんだよね。
そんな事に興味があるかなぁ???

アインシュタインと絡むというシーンは良かったし、ラストが感動的ではないか?とい言われれそうだけど・・・そこだけかいな?

確かにラストシーンだけは、”おー!”思うけどね。
そこだけだよ・・・。

あれに似てるな・・・”ディアハンター”。

つまらない映画の筆頭に挙げている映画なんだけどね。
とにかく、色々な前置きがあるんだけど全部断片的でね、最後に”あいつのために乾杯”って、まぁ、そこは感動するけど引っ張りすぎでしょ?

「オッペンハイマー」も色々あって結局ラストシーンだけのために引っ張ってる感じがどうも納得できない。

まず、これが不満。

不必要に複雑な展開

やたらシーンが細切れで跳びまくるんだよねぇ。

登場人物が多いし、いきなりの展開で”これは誰?”ってシーンが多数。
もう少し判りやすくできないものかねぇ。

誰のための映画なのか?

これって、誰のための映画なんだろう?って思わせる映画だったな。
がっかりだ。

必要以上に難解なストーリーにして見るに人のハードルを上げて何を伝えると言うのだろう?
まずは判りやすく万人に受け入れられる脚本にするべきではないか?

一部のマニアのために作った、または”賞狙い”のために作ったというなら商業的・・もっと言うならエンターテインメントとしての価値はない。

これは映画のクリエーターが悪いのではなく、賞の規準が訳が分からない事になってるからクリエーターの方が混乱していると思われる。

アカデミー賞が何なのかよく考えるときに来ているのではいかな?
庶民に受け入れられない賞に意味があるのか?
本当に考えてほしい

”こうすれば面白いのに”を考えてみた

オッペンハイマーの人となりに焦点を当てる事自体は悪くないと思うんだよね。
だって原爆を作った人だから、”どんな人だったんだろう?”って思うのは不思議じゃない。

なんだけど、もう一つの興味は”原爆そのもの”にあると思う。
そこにも焦点を当てて欲しかったな。

オッペンハイマーは優秀な物理学者だっかから原爆を開発できた・・・どうやって?
普通に興味があることでしょ?
量子の世界を垣間見せるとか、原爆製作シーンを増やすとかでなんぼでも面白そうなシーンを演出で起草だよね。

あと、気に入らないのがモノクロのシーンが混ざっていること。
これも判りにくい( 解説を付けるべき)と思うなぁ。

とにかく万人に受け入れられてこその映画だと思うし、一部のマニアが喜んでいるような映画が断じて肯定できない。
この手の映画は本当に勘弁してほしい

-たいくつ, 製作者の独りよがり, 面白さ ☆☆☆☆☆, つまらない映画, 社会派, アカデミー賞

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