「トロンのような映画かな」と思って見に行ったんですが、想像とはちょっと違ったかな。
「トロン」は、コンピューターの世界を映像で表現しているんだけど、「レディ・プレイヤー1」は、オンライン・ゲーム”そのもの”ですね。
なので、想像の世界ではなく、実際に有り得る仮想現実の物語なんで、いわゆるSFではないと思います。
まぁまぁ面白い映画だし、十分楽しめたのですが、オンライン・ゲームは既にあるものなので、”この手の映像”には、慣れてしまってます。
映画として面白いのは、「アバター」のように、仮想現実だけでなく、現実世界の”本体”も戦うところですね。
こちらは、ゲームではなく映画でないと表現できません。
全体としては、”まぁまぁ”の印象でしたが、特筆したいところがあります。
それは、出てくる”キャラクターの多さ”です。
ただ出てくるだけでなく、それぞれの特徴や出てくる映画のストーリーとの関連など、細かいところまで良くできているんです。
映画好き、アニメ好き、ビデオ・ゲーム好きの方々にはたまらない映画でしょう。
最後の戦闘シーンで出てくる日本のキャラクターには涙物です!
最近、ハリウッド映画には、アジアといえば中国系の物ばかりなのですが、やはり日本の物はいいよなぁ・・・て思わせてくれます。
ウィキペディアにも、その辺の解説が出てますので、昔のキャラクターに詳しくない方は、一読しておくと、もっと楽しめると思います。
”ノスタルジックな映画”と言ってもいいですね。
とにかく、この映画を楽しむためには、80年代、90年代の映画、アニメ、そしてビデオ・ゲームを楽しむことですよ。
こちらもお勧め
「トロン」は、人間がコンピューターの世界に入り込んで戦う物語です。
シンプルに電子の世界を表現しているところは、なかなかです。
↑こちらのオリジナル版です。
こちらは、オリジナルの「トロン」です。
当時は、やっと出てきたCGをどう使うのか、試行錯誤だったのでしょうね。
「アバター」は、3D・CGが流行するきっかけになった映画です。
映像の美しさ、現像的な世界感が話題になりました。