元々、好きなジャンルの映画ではないんですが、まぁ、カンヌで賞を取って話題なので見てきました。
はっきり言って面白い映画ではないけど、良い映画だとは思います。
ただ、”感動した!”とか”泣けた”とか、そういう種類の映画ではなく、「問題を提起しておいて後は、それぞれで解決策を捜してくれ!”というタイプの映画なんで、問題を投げかけられたまま終わっちゃうんですよね。
要するになんの解決も無い。
まぁ、日本の映画にはありがちな終わり方で、これは好きじゃないんだな。
そもそもがフィクションなんだから、作り手ならではの、”こういう解決方法があるんじゃないか?”という提案までやって終わって欲しいよね。
「後は考えろ!」みたいなエンディングはズルいと思います。
まぁ、話題の映画ではあるし、確かに考えさせられるので、見てみるのもよろしいかと思います。
同様にカンヌで受賞した作品に「誰も知らない」という映画があるのです、これに感じが良く似てます。
もし、「万引き家族」で感銘をうけたなら、こちらもお勧めですよ。
「誰も知らない」の方は、本当に泣けます。