この手の映画は徐々にネタが尽きてくるものですが、なかなか続きますねぇ。
元々は、アーノルド・シュワルツネッガーとの肉弾戦が見物の映画で、宇宙人で、SFでってのは”オマケ”の要素だった。
最近は、人類VS宇宙人とSFの要素が強くなってきたような気がするんですよね。
今回も「ザ・プレデター」は、”スターウォーズか?”というようなスペース・バトルからのスタートなんですよ。
エイリアンに近い、スペース・ホラーの様相になってきたんで、これがこれで楽しめます。
これまでのプレデターのシリーズとは路線が変ってきてはいるのですが、むしろ違う映画と考えてよいと思います。
またラストは、”人類とプレデターの戦いはこれから始まる!”みたいな終わり方で、今後の展開も楽しみですよ。
ただ、無理に路線転換を図っているためか、ツッコミどころ満載なんですよね。
”なんでよ?”というようなシーンがたくさんあるのはご愛嬌です。
特にプレデターの船を落とすシーン。
宇宙船なのに、”空気を吸い込む「吸気口」がある”・・・なんでよ????
しかも、ノロノロ飛ぶし、落ちたところに助っ人が現れるし・・・。
まぁ、映画なんだからこれは良しとするか・・・
とにかく、今後に期待できる一本なので、プレデターファンはぜひ見てください。
元祖「プレデター」。
昨今のシリーズと違って、コンセプト通り、プレデターと人間(シュワちゃん)の一騎打ちが魅力。
元々、プレデターは、優れた科学力があるのに、相手に合せた戦い方で挑んでくるのが魅力だったんですよね。
それがいつの間にか、”エイリアン来襲!”みたいな映画になったのは、ちょっと寂しいですね。
「プレデター2」は、前作「プレデター」を踏襲した映画です。
舞台が、密林から都市に変わったのが面白いところです。
エイリアンとプレデターが戦う?・・・地球で?・・・なんでよ?
と、最初は小馬鹿にしてたんですよ。
ところがどっこい、なかなか面白い。
映画は理屈じゃない!アイディアだって思わされますね。
さらにこのシリーズ、2作目もあるんですよ。
これが、さらにパワーアップして最強です。
映画館を出るとき、隣の高校生が、
「エイリアンの繁殖力、ハンパねぇ」「プレデターかっこ良過ぎ!」と はしゃいでいたのが印象的でした。