ランボーのシリーズは、1は、当然、”新しいスタイルの映画”と言うことで絶賛!
2は、さらにパワーアップして、スピーディで面白かった。
ただ、この辺りがピークで、序所にスタローンのパワーがなくなってきたのか、前作を上回る出来とは言えない作品ばかりでした。
「ランボー 最後の戦場」は、マジで、”これだけ?”というような内容。
ただただ「ランボーは強い」というような印象だった。
Table of Contents
溜め込んだ怒りが爆発!
ランボー・シリーズの醍醐味は、虐げられて、追い込まれて、我慢の限界を超えて爆発!という展開にある。
前半、「これでもか!」ってぐらいにやられて怒り爆発!
逆襲を開始!というパターンだ。
今回もそのパターンで、コテンパンにやられたランボーが、怒りを相手にぶつけて全滅させてしまうまでのストーリーだ。
老いてなお強いランボー
前作の「最後の戦場」は、”なんじゃこりゃ?”という出来だったので、今回は絶対気合が入って作られているという期待があった。
なぜなら、シリーズ物の割には、前作から時間が経ってるから。
ここでコケたらカッコ悪いよねぇ。
全盛期のランボーを思わせる仕掛けと数々の武器
これぞランボーという野戦を仕掛けるランボーは正に爽快!
束になって襲ってくる敵をバッタバッタとやっつける。
その方法や武器は、かつてのランボーファンが見たら涙物の戦法で、手に汗握る展開が良かった。
かつての映像とオーバーラップさせるなど、演出もファンならたまらないものだったでしょう。
率直に言って、面白い映画だと思います。
リアリティを追求する良し?悪し?
それでもやはり、最新の製造技術を使っている映画です。
殺し方もハンパないけど、殺された方がかなり悲惨。
かなりリアルな映像で、はっきり言って”グロイ”絵になってます。
しかしR指定があるのは、これだけじゃない。
悪人の方も、かなり悪いんですよね。
恐らくは、ランボーの悲しみを演出したかったと思うんですが、悪者の悪さがハンパないんですよ。
どこまでが”リアル世界”と同じなのか似ているのか、想像するしかないんですけど、あれではメキシコはメチャメチャな国としか思えません。
本当にあんなに酷いんだったら世界は何をやっているんだろう?という感じです。
ランボーじゃなくても怒り心頭です。
はっきり言って気分が悪くなりました。
こりゃもう、なんと言っていいのか判りません!