Table of Contents
豪華キャスティングで一流ブランドのスキャンダルを描く
コンセプトはまぁまぁスゴイよね。
「アリー・スター誕生」で強烈なインパクトを残したレディ・ガガが主演するってことでかなり力が入っているのが判る。
相手役が「スターウォーズ」のアダム・ドライバー。
監督はそのアダム・ドライバーを起用した「最後の決闘裁判」がなかなか良かったリドリー・スコット。
さらにロバート・デニーロ、ジェレミー・アイアンズとくればグッチがどうこうではなく”見に行きたい”と思うでしょ。
で、結果どうだったか?
お金はあればあったで大変だ
史実を元にしているのでストーリーや結末は周知のとおりだ。
だけどそれなりにハラハラ・ドキドキさせるのはやはり脚本や演出のうまさだろうね。
言わずと知れた一流ブランド「グッチ」の資産や名声を狙っているのか、はたまた本当に”愛しているから”なのか?
この微妙な気持ちを表現するのは難しいですよね。
結局どっちなのか、そりゃ事実からして判らないから判らない・・・そこが良いのかな。
豪華な芸術、ファッション業界の華やかさ
この映画の見どころはもちろん「グッチ」というところにある。
どのように「グッチ」が誕生して現在どうなっているのか?という説明もきっちりとあってなかなか興味深い。
ファッション業界の華やかさももちろん、グッチ一族の華やかな生活の中にある芸術作品の数々。
もはや映像そのものが芸術であり、ファッションであると言っていいでしょう。
こちらも見どころになっているのでお楽しみに!
レディ・ガガの実力はどうなのか?
実は「アリー・スター誕生」を見た時にも思ったんだけど・・。
レディ・ガガは主演ということになってるんだけど、実際に映画を見ると”助演なんじゃないか?”という印象を受けるんだよね。
今回もどうしてもアダム・ドライバーの方が主演に思えるんだよねぇ。
話題作りということで”レディ・ガガ主演”が欲しかったのかな?
アダム頑張れ!!