「君の名は」の 新海 誠監督作品という事で、楽しみにしてたんだけど、はっきり言って良かった!
なんといっても、綺麗ですねぇ。
そして雨がリアル!!
雨の表現がそりゃも素晴らしく、非常に細かい演出が光ってます。
オープニングで外の雨音から、屋内の雨音に切り替わるシーンがあるんだけど、ここだけでかなり”スゴイ!”って思いました。
ある意味、実写より本物に近いのではないか?何か、人間の感覚をそのまま絵や音に変換しているような気さえします。
空のシーンも、もちろん”本物などない”わけですが、それが、”そんなものかもしれない”って思ってしまうという演出がスゴイ!
本当に雲も雨も生き物のように見えてしまう、これはマジですごいです。
また、そういった”不思議”と現代社会が抱える現実の両方をうまくミックスしているところも素晴らしい!
普段目にしている景色が次々に出てくるんですからそりゃ目を奪われますよね。
逆に、”ここはどこだろう?”なんて、予想するのも面白いです。
いわゆる”聖地”が次々に誕生しそうですね。
これみて思ったんですが・・・
面白い映画にジャンルは関係ないですね。
「天気の子」は確かに、アニメならでは表現がふんだんに盛り込まれていて、そこが面白いのかもしれません。
でもやっぱ映画で、始まって、しっかり終わるストーリーも持っている。
最後にホッとする感動もある。
いや、ぜひ、普通の映画としても楽しんで欲しいアニメです。
それにしても・・・。
日本の映画って、どっちかというとアニメの方が面白い作品が多いと思う。
「シン・ゴジラ」なんかは、まぁ良かったと思うけど、「キング・オブ・モンスターズ」なんかに比べるとどこか迫力不足が否めないんだよねぇ。
でも、アニメはすごいね。
世界のどこの国にも負けてないんじゃないだろうか?
ディズニーに勝てる日本の作品は、今のところアニメしかないような気がする。
いや、やっぱり素晴らしい。
最後に、この映画、ちょうど梅雨の時期・・しかも、平年より梅雨明けがかなり押して”長雨”になっている時期に公開になったんですよね。
なんとグッドなタイミング!
この映画をみて、”晴れの日が恋しい!!”てマジに思ってしまいますよ。
雨の日に見るのがおすすめな映画です!!