「大人も楽しめるはず!」と信じて見に行った「ダンボ」
そう思った理由は、ティムバートンの作品だからです。
結果、良かった!
さすが、ティムバートンです。
「ダンボ」の可愛らしさをそのままに、ティムバートン独特のちょっと不気味で怖い演出が随所に入っていて、とても楽しめました。
まずは、オープニング。
サーカス一団をのせた列車がなんとも不思議。
楽しいサーカス一団の絵が描いているんですが、楽しい絵もかなり古くなっていてどことなく恐い。
このシーン、サーカスの雰囲気を演出しながら出演者の紹介をしているんですよね。うーん、なかなかやるなぁ。
その列車の先頭・・・何かの顔に似ているぞ!
列車の湯気や煙にまみれて出演者が次々に登場!
シザーハンズの雰囲気だぞ!!
主人公の女の子が、お父さんに話しかけるなんでもないシーン。
「さすがだ!」と思ったのは、彼女が立った部屋の壁に、二つの大きな人の顔の絵が描いてあったんですよね。
サーカス小屋なんで当たり前なんだけど、突然アップになるんでやっぱりドキッっとするんですよ。
お母さん象の「ジャンボ」が囚われているエリアの名前が、「ナイトメア・アイランド」・・・うーん、なんとなく、例のアニメを思い出しますよねぇ。
とにかく、ティムバートンらしさが次々に出てくるこの映画、ハラハラドキドキ、時にホロリと涙が出てくるテンポの良い展開もグッドです。
キャプテンマーベルを見て、なんとなく、”こんなものか”という雰囲気だったんだけど、「ダンボ」で蘇りました。
また、来週、何か見に行こうと思います。
ところで、この映画、英語版を見る事をお勧めします。
理由はネタバレになるから言えないんだけど、要するに「英語の言葉遊び」が随所に出てくるんですよね。
特に、なぜ「ダンボ( Dumbo) 」と呼ばれるようになったのか、これは必見だと思いますよ。
今日は、ティムバートンを中心に語ったので、お勧めの映画をいくつか紹介。
「絶対見たほうが良い」という厳選した作品です。