「「ロケット マン」」、「アド アストラ」と、ちょっと不完全燃焼が続いたんだけど、これで吹っ飛びました。良かったです。
現実に起こったテロ事件という事で正直、見ているとかなり恐かったです。
「本当にテロってこんな風に怒るんだろうな」「どうでも避けられない」「普段の行いなんて関係ない」と、いろいろ考えさせられる映画でした。
いろいろ考えさせられるけど、映画がスタートして、ほぼノンストップのハラハラ・ドキドキで、最後まで息をつかせない展開は見事でした。
途中で何度も、”これ実際にあった事件だよね”と確認したくなるほど、すさまじい恐怖が襲ってきます。
また、犯人(これも実際そうだったのかな)子供って事で、その無邪気さなんかも出てくるんですよね。
”オマエ騙されてるぞ”って思わず犯人にも同情。
十分に映画として面白いし、敢えて残酷なシーンを見せることで、リアリティがあり、また、本当に起こった事件なんだという恐怖を感じます。
残酷なシーンに賛否両論あるようですが、僕は良かったと思います。
普通なら目を伏せるようなシーンでも、やはり現実ならは受け止めることもまた必要なのではないでしょうか?
”今、この場(映画館)が襲われたらどうする?”とか、マジで考えてしまいました。
いや、絶対見た方が良いですよ。
この映画、”残る”映画だと思います。