西川美和 監督作品なので、”重い映画なんだろうな”とは思ってましたが、やっぱり重い!
まぁ、期待は裏切りませんね。(笑)
主人公は、足を洗った(洗いたい)やくざ”!
これを役所広司が演るってから、ピッタリですよね。
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真面目でまっすぐ、自分を貫くってのは罪なのか?
いや、難しいテーマですよねぇ
普通に、正義の味方とかヒーローは、悪い敵をバッタバッタとやっつけてしまうじゃないですか。
見ている人はこれでスッキリ爽やかな気分になれる。
しかし、これを現実にやってしまったら、それは”暴力”になってしまうんですね。
”弱い者いじめを見過ごせない”、それだけなんですけどね。
それを暴力で解決するとそれは、”やくざ”なんですよねぇ。
社会に適応するために、自分を殺すか?・・相手を殺すか?
いやぁ、これは大変な問題ですよ。
”間違ってる”ってなかなか言えないですもんね。
現実、暴力で助けられている人もいて、感謝はされるんだけど、”人が死ぬかもしれない”。
うーん、なかなか大変な話ですよ。
人が間違っているのか社会が間違っているのか?
ラストは、もう号泣ものですよ。
良い映画だと思います。
ぜひ、ごらんください。