『DUNE/デューン 砂の惑星』は、これまでも何度か映画化されているまぁ、SF映画ファンの中では有名な映画ですん。
自分が見たのは1980年代に公開されたデイヴィッド・リンチ監督の『デューン/砂の惑星』。
今回の『DUNE/デューン 砂の惑星』はストーリーなど中身はほぼほぼ一緒なんだけど、映像の技術や洗練された脚本などは現代的になってる印象です。
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壮大な世界観はそのまま
昔から原作があまりにも壮大すぎて”映画化”は不可能と言われていたんですよね。
なのでこれまで公開された映画やテレビなどは何かしら削られていて見た人は「すごいけど何がなんだかよく判らない」という感想の人が多かったんです。
今回は、最初から後編作る予定にしていたのが良かったのかストーリーは判りやすかったですね。
もちろん、映像技術が進んでいるので、トンボみたいな飛行機が飛ぶシーンなんかも本物っぽい?感じで良かったです。
中だけみたら戦闘ヘリ「アパッチか?」って感じです。
未来の話なんだろうけどレトロな映像
これも昔のままというか、原作に忠実なのかな?
出てくる建物や宇宙船間などのデザインはすごくレトロなんですよね。
そこにSFっぽい特殊映像が加わるので、それだけで独特の世界を作り出しているのが特徴だと思います。
なんか、昔の中世を思わせるデザインで実はストーリーも中世のヨーロッパ的な侵略戦争になっているという変わった演出なんです。
キーになるのは、”スパイス”と”サンドワーム(砂虫)”
もう一つ、この映画の特徴を挙げると、人間の争いの中に”スパイス”と”サンドワーム”が絡んでくるところ。
本作では、まだ”スパイス”の力が表現されてないのが非常に惜しいんだけど、これは続編に期待かな。
ちなみに、昔見た「デューン/砂の惑星」は、「スパイスを使って人間を改造する」なんて事もやっていた。
これが惑星間飛行”ワープ”にも関係するんだけど、ここが出てないんだよなぁ。
ワープ・シーンが無いのが惜しい
昔の「デューン/砂の惑星」の目玉の一つがワープシーンなんだけど、本作ではカットされています。
なぜ惑星間飛行ができるのか?というところはキモだと思うんだけどなぁ。
それに、子供だったからかとても衝撃的だったので、記憶に残るシーンでした。
前述のようにストーリーが複雑すぎて逆に”シーン”しか残らないので、ここは入れて欲しかったなぁ。
宇宙船のデザインも昔の方が”これが飛ぶの?”という感じのデザインでよかったなぁ。
うーん、やっぱこっちの方が異様な感じでカッコいいなぁ。
こいつが「ナビゲーター」の力でワープするんですよ。
このシーンが出てくるのは次回作に期待ですね。
やっぱ、昔の方が好きって事かなぁ・・・
DVDは出てますよ!