「ヴェノム」と言えば、僕なんかは「スパイダーマン3」で登場したのが印象的だったんだけど、本作は、そんな事とは関係なく重い白いですね。
人間に寄生するというアイディアは自体はよくある手法ですが、特撮を絡めた描き方は面白いです。
寄生するのは「シンビオート」という種類のエイリアンで、「ヴェノム」は、地球にやってきた「シンビオート」の一人(一匹?)です。
この「シンビオート」同士の戦いがスゴク新鮮でよかったです。
「シンビオート」が寄生した人間の影響を受けて、個性を発揮するという前提が尾面白い。
こういうやり方もあるのか!とそのアイディアに関心しました。
オープニングからのテンポもよく、エンディングまで途切れなく楽しめます。
この前に見た、「くるみ割り人形」とは対象的ですね。
(対象の年齢層が違うかも)
「残酷な悪が誕生する」というのがキャッチコピーですが、残酷なのは、むしろ人間の悪役の方で、”本当に残酷なのは何か?”とういテーマもなかなか面白いと思いました。
この後、シリーズになるんでしょうが、どうも最近2作目以降が不発の企画が多いので、ぜひ面白い作品にして欲しいですね。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の続編には、かなりガッカリさせられましたから・・・。
しかし、元々「ヴェノム」はスパイダーマンの敵なんですよね。
この後、スパイダーマンが出てくるのか?はたまたアベンジャーズに参加するのか?などなど、興味が尽きません。
「ヴェノム」が日本の映画ファンに一般的になったであろう最初の作品「スパイダーマン3」
なんと、「シンビオート」がスパイダーマンに寄生するという話です。
「ヴェノム」の弱点なんかは共通です。